オフショア開発とは
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オフショア開発の語源と現状
オフショア開発とは、業務用システム、WEBシステム、アプリケーションなどの開発業務を海外の会社などに委託・発注することです。オフショア(offshore)という言葉の語源は…
岸 (shore) から離れた (Off)
ということを意図して用いられます。
1980年代に開発費削減を目的として、主に中国で開発したのが始まりとされています。その後、2006年前後にインド、ベトナムなどへ広がり、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調べでは、日本IT企業の約45.6%がオフショア開発経験があると言われております。
DXによる増え続けるニーズ
日本のIT人材不足の背景
経済産業省の調査では、2030年までにIT人材が約79万人不足するとも言われており、海外にエンジニアのリソースを求める企業が増えています。
オフショア開発は当初、途上国のエンジニア活用による「コスト削減」が主目的でした。
しかし近年は、DXニーズ増加に伴うIT人材不足が深刻化している背景から、「リソース不足」に対する問題解決策として、オフショア開発の活用が注目を浴びております。
オフショア開発と
コミュニケーション課題
海外の人材を活用するため、コミュニケーションの中で意図することが相手に100%伝わらないこともあります。その背景には、国の文化の違いなどがあることも要因の一つとして挙げられます。
コミュニケーションを上手に行うには、プロダクトの仕様だけではなく、サービスの目的やそれを取り巻くビジネス背景を併せて共有することで開発チームの理解がより深まります。
バイタリフィでは経験豊富な日本人PMによる手厚いサポート体制が整っているため、初めてオフショア開発を行うお客様であっても、コミュニケーションで心配いただく必要はありません。
オフショア開発の
メリット/デメリット
メリット
自由度の高い開発が行える
デメリット
バイタリフィでは一般的に
適さないとされる案件においても、
課題解決力 × 柔軟な開発体制
でサポートいたします。
オフショア開発成功のポイント
- POINT | 01.
- 十分なコミュニケーションを行い関係構築に努める
- コミュニケーションを十分にとり、信頼関係構築に努めます。仕様の説明はもちろん、開発に至る背景や目的などのバックグラウンドもしっかり伝えます。
バイタリフィでは、実際にベトナム拠点へお越しいただき、開発メンバーとの顔合わせや食事を通して、チームビルディング行うことをお勧めしています。
- POINT | 02.
- お客様側でオフショア開発チームを管理する
専属の担当者をアサインする - 専属のオフショア開発担当者をアサインする。
ドキュメントだけ渡して、納品まで全て丸投げの対応では、品質の高い納品物は得られにくいです。可能な限り、開発チーム専属の担当者をつけることをお勧めします。
- POINT | 03.
- 求める品質レベルをできるだけ定量化し、オフショアチームと握る
- 「日本レベルの品質」など、受け取る人によって認識が異なる表現は避けるべきです。「Model部の単体テストではカバレッジレート90%以上とする」「結合テストでは、KSLOCあたりのテストケース数を30以上とする」「メソッドごとの循環複雑度を15以下にする」など、求める品質レベルをできるだけ定量化し、合意形成を得ることが重要です。
- POINT | 04.
- 文化や国民性を理解し尊重する
- 当たり前ですが、海外には日本と異なる文化や国民性が存在します。日本の文化や常識を押し付けるのではなく、発注先の国の文化や国民性を理解した上で依頼やコミュニケーションを行っていれば、認識齟齬を減らすことができ、納期遅延やトラブルを未然に防ぐことができます。
- POINT | 05.
- 管理手法や頻度を明確にする
- 定期的な進捗報告はどのように行うのか、タスクの管理はどのように行うのか、修正指示はどのタイミングでどのように行うのか、あらかじめルールを決めて運用することが重要です。メールやチャットベースではなくRedmineやBacklogのようなプロジェクト管理ツールを用いると、タスクやスケジュール管理を一元化することが可能です。
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